


金喬覺記念館は、南楊州市瓦阜邑栗石里に位置する大韓仏教曹溪宗の白泉寺にあります。金喬覺は統一新羅の聖徳王の息子に生まれながら、富貴栄華をすべて捨てて単身中国に渡り、求道の一生を送りました。本記念館は、その厳格な地蔵王菩薩である金喬覺僧を記念し、1998年9月20日に設立されました。金喬覺は王子の位を捨てて一人唐へわたり、地蔵という仏名を受けて出家僧となり、中国大陸を周りながら求道行を続けました。
内乱の渦中、日々残酷さを増していく民衆の生活を見守りながら、地蔵菩薩に帰依しました。揚子江南方の九華山にある洞窟で修行を続けましたが、彼を慕って集まった弟子たちとともに化城寺を創建し、
九華山を地蔵道場と定め、当時、中国ではあまり親しまれていなかった地蔵信仰を広く伝播しました。
現在、九華山は中国4大仏教聖地のひとつとなっています。また、金喬覺僧は入寂から3年後、生前の予言どおりに肉身仏となって再びこの世に現れ、今日にいたるまで、地蔵菩薩の化身として中国の人々から絶対的な信仰を集めています。彼が初めて修道を行った中国蕪湖市の近くには彼を称える廣濟寺が建立され、ここの九華行宮には新羅大覚という看板が掛けられており、金喬覺の栄華をうかがうことができます。
金喬覺記念館には現在、彼が入寂する前に使用したといわれる履物や帽子、彼の足跡が残る石などが展示されています。また、等身仏となるまでの過程を描いた映画も上映しております。
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