


<概要>
仏巌寺で17世紀から19世紀にわたり刻まれた仏教文献の木板。
全部で34種587板の木板が所蔵されていますが、有形文化財大53号に指定されているのは第375板です。この仏巌寺に所蔵されている経板は、「金剛経」5種を始めとし、「父母恩思経」などの大乗経典、「天地八陽神呪経」「地藏菩薩願経」「山王経」「ジョワン王」などの僞経類、「眞言要抄」などの真言陀羅尼経類、「敬信錄」などの浄土関係の文献にいたるまで非常に様々です。そのうちの大部分は18世紀後半に仏巌寺で彫られたものです。現在の仏巌寺には大雄殿や観音殿、七星閣、梵鐘閣、経板庫、三層石塔などが設置されていますが、七星閣を除いた他の全ては近来に立てられたものです。経板庫には宝物第591号に指定されている「釋氏源流應化事蹟冊板」を始めとする様々な種類の経板が保存されていました。現在は全て東国大学
の博物館に保管されています。総34種587板を誇る仏巌寺の経板は、そのほとんどが1635年(仁祖13年)と1795年(正祖19年)に刊行されていることから、この時期に寺の活動が非常に活発であったことがうかがえます。一方、仏巌寺に立つ人身舎利宝塔は、1989年にタイとスリランカから仏陀の舎利を移し納めたものです。
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